人生で影響を受けたちょっとコアな愛読書

読書

休日に本屋に行っては廃墟の写真集を漁っているような女、あいです。

本日は私の本棚から独断と偏見でちょっとコアなおすすめの本を紹介します。

「GOTH」乙一

世間一般的に所謂「悪趣味なもの」が好きな人にぜひ読んでほしい1冊。短編集なんですが夜の章、僕の章共に面白いです。番外編もあります。私はもちろん、悪趣味なものが大好きなので、読んでいてとても面白いと感じました。1冊がそんなに大きくないので、通勤時間にもピッタリ。乙一さんの本は他にもZOOや失われた物語等を所持していますが、読み返している率ナンバーワンです。

「断片的なものの社会学」岸政彦

ただそこにあるというだけで何でもないもの。難しい内容かと思いきやすんなり頭に入ってきて印象に残りました。自分もいろんな人と話がしてみたいと思える本です。

「動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話」 ジュールズ・ハワード (著), 中山 宥 (訳)

「死」について考えている文章がとても好きでよく読むんですが (他者に対しての興味ではなく流行りの言葉で分かりやすく言うと、終活みたいなものです。) こちらも興味深い一冊でした。

「アイデンティティが人を殺す」アミン・マアルーフ(著),小野正嗣(訳)

自らの多様性を積極的に享受し、 動植物に向けている多様性の理解を他の人間にも向けるべきである。例えば普段「この人は日本人」「この人は中国人」「この人はアメリカ人」などの区分けをしてしまうことがあるが、それだけがその人のアイデンティティではない。この人はアメリカで料理を学んで日本で店をやっており中国語も話せる。犬に様々な犬種が存在するように、そういった視点が豊かさにつながっていく。内容も勿論面白かったが、おわりに記載されている一文が非常に良かったのでそれはご自身の目で確かめていただきたい。

「ウツボラ」中村明日美子

こちらはコミックです。2冊完結。飾っておきたくなる表紙に魅かれて購入。キャラクターが魅力的で、どんどんその世界に引きずり込まれそうになります。自分は何も成し遂げられないな、なんて思っている人にも読んでほしい。生きる以上に意味のあることなどあるのだろうか。

「消費社会の神話と構造」ジャン ボードリヤール (著), Jean Baudrillard (原著), 今村 仁司 (訳), 塚原 史 (訳)

ミニマリストが流行っているときに、ミーハーなのでやってみようと思ったことはありましたが、私はものに囲まれたまま抜け出すことができませんでした。余分なものを持つというのは人間らしく生きるために必要であると理解しており、必要最低限のモノしか持たないというのは動物と変わらないのです。しかし便利で自動化された生活に向かっているハズが、ストレスや緊張は増すばかりで消費社会の登場人物たちはみんな疲弊している。消費社会に対して、何の抵抗も異議も無くなったまさに「今」読むべき著書。

「×××HOLiC」CLAMP

これもコミックなんですが、作品の雰囲気がとても大好きで愛読しています。巻数が多いのですが、不思議と「おかわり」したくなる話ばかり。小さい頃に読むとちょっとトラウマ。全19巻。

「われらみな食人種(カニバル)」クロード・レヴィ=ストロース(著),  渡辺 公三 (監, 訳), 泉 克典 (訳)

こちらは物語ではなく哲学書。火あぶりにされたサンタクロースなどが収録。タイトルと雰囲気に魅かれて買いましたが内容もかなり濃くて面白かったです。様々な切り口からの論考。著者であるクロード・レヴィ=ストロースさんは日本の高校での哲学教師の経験もあるそう。

いかがでしたでしょうか。貴方にとってもお気に入りの1冊が見つかると幸いです。

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Posted by 愛架