記事を書けば書くほど自分が平凡だと思い知らされる
私はブログを始める前までtwitter大好き人間でした。
140文字しかないのでまとめるのが大変な時もありましたが、かなり手軽に呟けるので考え込んでしまった時の壁打ちの様にして今も使っています。
しかしブログは無限に文字が書けてしまう。手軽なSNSがなかった時代の昔の人間がやってるイメージがあるかもしれませんがこれが結構面白くて。
短すぎるならSNSで言いし、書きすぎてもまとまらない。
個人的にまとまってるかはさておき、文章まとめたい派の人間なんですが、ものごとを考えていること自体が好きなのでよく脱線してしまうんです。
猫の体はなぜ柔らかいのか?猫と液体が筒をすり抜けるスピードはどっちが早いのだろう。でも猫がかわいいから優勝だな、みたいな。書いててもほんとしょうもないな(笑)
書くことがないと気づく
これだけ考えていることは多いのに、いざブログを書き始めてみると3記事目くらいで「あれ、自分って別に平凡だな」「発信できること全然ない」「ネタがない」ってストップしてしまいました。
書くこととか書きたいことはたくさんあるはずなんですけど上手くアウトプットできないと言うか。
ネタを探してインターネットの海を彷徨っているブロガーさんがいたら、「私も仲間です」と申し出たいところですがそれでは何も解決にならないので私なりに悩んで実行してみた事と、ただ単に宣伝したい素敵な作品の台詞をまとめてみました。
「ここでチェス盤をひっくり返す」
これはゲーム「うみねこのなく頃に」に登場する主人公・右代宮戦人(うしろみやばとら)のセリフなんですがなんか昔からあることわざみたいですよね。
思考に行き詰った戦人くんが相手の立場に立って考える時に使用するセリフなんですけど結構好きなのでたまに思い出します。アニメもあるので良かったら見てみてね。
で、チェス盤をひっくり返すんです。私がこうやって悩んでいるということは同じように悩んでいる人もいるハズでは。
それなら悩みもそのまま発信してしまえばいい。あわよくば誰かがアドバイスをくれるかもしれない。ついでに自分が解決した方法も書けば誰かが救えるかもしれない。
ブログももちろん自分を発信する場所なので壁打ちでも構わないと思うんですが。
ブログのネタ切れで悩んでいる人は「ネタ切れです」って別に正直に記事にしてしまってもいいと思います。この記事がまさにそんな感じです。多分面白いです。
「考えろ考えろ、マクガイバー」
これも好きなセリフです。伊坂幸太郎さんの「魔王」に出てくる主人公、安藤が子供の頃に見てたヒーローものの台詞。安藤が作中でよく呟いています。
小説も漫画も所持しているんですが、私は頭のいい感想は書けないので気になったら検索してもらえたらと思います。自分で考えて選択して行動することの大切さを教えてくれます。
気になったらなんでも書いてしまえばいいんですよ。気に入らなかったら後で消してもいい。
インターネットなのでその辺シビアですけど別に失敗しても死ぬことはないです。
ちなみに一番必要ないのは自分を下卑することです。自分が今書いてる文章ってなにかの役に立つんだろうかなんて全く考えてはいけません。ちょっと矛盾してますが自分が書きたかったからという理由でいいんです。でないと筆が永遠に止まってしまいます。
世の中ってたぶん自分が知らないことのほうが圧倒的に多いと思うんです。だから毎日なんでもいいから勉強して吸収してアウトプットして、自分にとって面白い結果が導けたらそれでいいかって割り切って表現していくのがいいんじゃないでしょうか。
対象から距離を置く
今自分の目の前にあるものを一つ持ち上げてください。今日はそれについて徹底的に調べ上げて思い出を語ってください。特にない?そうですか。
では逆立ちしてみてはどうでしょうか。外に出て公園で子供みたいにはしゃいでみても良いと思います。旅行に行ってもいいし本を読んでもいい。ネタ切れで困っているときはとにかくそのネタをアウトプットする対象から距離を置くことです。
「ブログに書くネタがない」と検索すると「新聞を読む」とか「他人と話す」とか目先の対処法が並んでると思うんですが、その根本は全部ブログ以外のところにあります。あきらめて他の事をしてください。
思ったことはすぐメモをする
当たり前ですが人間はすぐに忘れる生き物です。感動は一瞬だから美しい思い出になるんですよ。でも忘れてしまったらきっと表現する際に薄っぺらい文字になってしまいますよね。
これだ!と思ったらソッコーメモしてください。もしくはすぐに表現してください。思い立ったが吉日。これにつきます。世界の真理です。
平凡が生み出す文章
ブログだけでなく何かを表現するのはすごく大変なことだと思います。でも思い出してください。経験こそ違えど生まれたときはみんな赤ちゃんなんですよ。初めから流暢に言葉を話せる赤ちゃんはいませんね。いたらかなり怖いです。
天才と凡人が本当に遺伝として振り分けられていたと仮定しましょう。ですが天才の見ている視点と凡人の見ている視点が違えば、当然得られるものも表現の仕方も変わってくる。それは別にマイナスではなく個性と言えるでしょう。
同じように毎日平凡な文章しか書けないことに悩んでいますが、その文章を役に立つか立たないかを決めるのは自分ではないので。
私もいろんな記事を書けたらいいなと思います。今しばらくお付き合いください。
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